英語の人気の励ましの一つだ。最近、年齢を言い訳にしている人が多い。年齢のせいで結婚出来ないとか、年齢のせいで新しい仕事に慣れないとか、いろいろある。
しかし、全ては言い訳に過ぎない。やる気さえあれば、何でも出来るよ。年齢なんて気にしなくても良い。「Age is just a number!」
そういう感じで使う。
思えば、「Weight is just a number」(体重は単なる数字)とも言えるはずだが、俺はこっちを聞いたことがない。アメリカ人でも日本人でも体重をもの凄く気にしている人が多いからだろう。まあ、健康が一番は言うまでもない。
でも、体重のせいで健康じゃない時、毎日体重を計って、もし増えてしまったらガッカリさせられる人がいる。それは一時的だとしても、悩む人がいる。しかし、俺からすると、二重悩みしなくて良い。
二重悩みというのは、最初は自分の太っていることに気付き不安になって悩み初めてから、体重という数字を計ることが癖のようになってしまい、また悩む。同じことを二つの悩み方で悩んでいるので、二重悩みとなってしまう。だけど、そこまで悩まなくても良いと思う。そういう意味で、体重は本当に単なる数字に過ぎない。
そして、大体において体重と年齢はいつも高すぎるような数字ばかりなので、そんなに考えなくても良い。
話はだいぶずれてしまったが、このことわざから得られるのはなんのことだというと、他の人の考え方を物差しにしてはいけないということ。
体重や年齢が人間が決めたことで、自然に存在しているようなものではない。科学的には意味はあるものの、科学的な意味と精神的な意味は全然違う。精神的な取り方は、社会によって、個人にもよるものだ。
日本は年齢のことでどこよりもうるさいかもしれないが、アメリカの魅力の一つは、向こうはそうでもない。こういうことわざもある。「You're only as old as you feel.」(あなたの年齢は、あなたが感じている年齢である。)
年齢による疲れというものは、身体による現象ではなく、頭に、つまり、精神的な原因がある。それで、歳を言い訳にしたらそれまでだが、その落とし穴を避ければ、数字はどうでも良いことにして、自分で行きたい年齢で人生を送れば良いのだ。