まるで自分がディズニーのお姫様のように、全てを男性に任せる女性がいる。その女性にぴったりの英語表現がある。
「high maintenance」を逐語訳すると、「維持するのにたくさん時間がかかる」となるだろう。もともと技術の分野から来た言葉で、例えば「high maintenance engine」の場合、エンジンのパフォーマンスが高いけど維持が面倒という印象を与える。その単語が、女性にも当てはまる時代になってしまった。
「high maintenance」というような女性は、彼氏に対していっぱい迷惑をかける種類だ。そして、要望が多い種類でもある。
いつも高いプレゼントを欲しがっている
「受け身の女王」にみえる・・・いつも自分の用事を彼にさせている
お願いした後、連絡せずに条件を変える。平気でやり直しを頼む。彼が怒ったら知らん顔をして、全てを彼のせいにする。
電話を頻繁にしないとすぐ怒る
セックスの時でも、気難しい
いくら嬉しくみえても、すぐ泣いてしまい、悲しくなることがたまにある
つまり、「high maintenance」というのは、「ハッキリ要求するけれど、いつも気分が混乱状態のせいか、求めているものを平気で変える」女性のことだ。いまどきもっとも男性に嫌われている種類でもある。
「high maintenance」は必ずしも悪いことではないが、だいたいにおいては、男性を困らせている。何よりも男性をイライラさせるのは、その女性のことが好きな上、積極的にお願いを実現するように努力したのに、彼女は礼も言わずに「気分変わったわ。今度は別のようにやって欲しい。」とあっさり頼む。頭にくるのも無理はない。
まさか読者様にこのような人はいないと思うが、もしいたとしたら、自分が本当に何を求めているのかをじっくり一人で考えてもらいたいと思う。容易なことではないが、自分の心の奥底に何を求めているのか、発見する必要がある。そうしない限り、自分が求めていることがいつも変わってしまい、男性に何が欲しいのかを伝えることができないからだ。
それと、「相手にやってもらいたいと思ったら、まず自分からやってあげる」ことだ。頼む前に相手の役に立つに限る。あらゆる人間のリレーションシップには、バランスが必要。バランスを保つため、譲り合いと助け合いがいろいろな形で求められている。その一環として、自分がお願いする前に、相手のお願いを一つでも叶える努力さえすれば、そのバランスが崩れにくくなるだろう。