日本の出会いサイトは、アメリカのとちょっと違うに思う。この記事でいくつかの異なっていることを説明していく。
個人広告?
アメリカのネット出会いサイトは新聞の「personals」セクションに由来する。「personals」は「classifieds(ローカル広告)」の一部で、「personal advertisement」の略語。自分を広告しているわけだから、こういう名前が付けられていた。まあ、自分を広告して良いかという疑問が湧くかもしれない。実は、アメリカ人の中でも最初の頃にそう思っていた人が多かった。
皆の納得を得るため、新聞会社は「personal advertisements」から「advertisement」をわざと外したと思われる。そして、いつの間にかこういう手段も認められるようになった。
今でもネットサイトにプロフィールをのせると、自分を広告していることになる。いまどき、恋愛でも広告が必要になってきただろう。これは良いか悪いかはさておき、こういう時代だから、どうせ自分を広告する必要があれば、良いものを作らなければもったいない、という考え方は僕にはある。
良いプロフィールを作るコツ
良いプロフィールを作り上げるのに、いくつかのヒントがある。
タイトルが勝負
最初に相手の目が留まるところは、写真とタイトルだ。タイトルは、出来るだけ個性のあるものが良いと思う。なぜなら、「こんにちは」「Hello everyone!」みたいなタイトルは、山ほどある。
出会いサイトは個人勝負だから、挑戦しないと、負けるに決まっている。自信がない人は、そもそも出会いサイトを利用すべきではない、と僕は思う。というのは、ひどい相手もたくさんいるので、そういう類の者を排除できないと、大変なことになるからだ。
例えば、自分の興味を惹いたタイトルをいくつかあげてみる。
like a brige over troubled water... | ジョニー・キャッシュの名曲の歌詞から。自分の好きな歌手を伝えるだけじゃなくて、自分の人生観もかすかに潜んでいる。 |
meet me in St. Louis | 昔のロマンチックミュージカル映画のタイトル。自分がどのような恋をしたいのか、相手がその映画をみればわかる。 |
not your average Japanese bimbo (一般のだらしない日本人女性じゃねぇ) | 大胆な台詞ではあるが、自分が馬鹿な女性を嫌いと伝えることで、知性の男性に受けるという手の例だ。 |
I want to move to China. (中国に引っ越したい) | たまに具体的な夢を書いても良いと思う。他のプロフィールには妄想にふけっているようなものがたくさんあるので、自分の現実性をアピールできる手もある。 |
写真に注意!
写真は最新のものに設定した方が良い。具体的に言うと、就職活動と同じく、3ヶ月以内撮られたものが望ましい。最近髪の毛を切ったとか眼鏡をコンタクトに変えたとかのであれば、その後の写真が望ましい。
たまにだいぶ前の写真をのせて年齢を隠そうとする人がいる。しかし、本気に出会える相手を探しているのであれば、こういうのは止めよう。実際に会ったらばれるし、相手からの第一印象が「あの人が嘘をついた」になってしまうので、こういうやり方はお勧めできない。
もし、このようなことに悩んでいるのであれば、そもそも写真をサイトにのせない方が良いと思う。
実は、サイトをのせるべきかどうかは、かなり議論になりがちな点。写真をプロフィールに貼ると、自分が想像していたたほど数多くの男性が声をかけてくるだろう。しかし、彼らは写真にしか興味がなく、遊ぶ相手としかみていないことが多い。この程度の男性のメールを見極めるのに、比較的に高い英語能力が必要。それで、自分の英語に自信があれば、写真を貼っても良いと思うが、そうじゃない限り、最初から公開せず、メールを数通交換した方にのみ、写真を送った方が良いかもしれない。
そして、自分の写真は公開していないため、同僚や友達や家族にうっかり見つかてしまうおそれはない。
ただ、写真をのせないと、あまりメールが来ないかもしれない。下記のヒントをみると、写真がなくても興味を引けるプロフィールの書き方を説明しているが、それでも駄目だったら、嫌なメールがたくさん届いても写真を公開する方が良いかもしれない。
まあ、どちらにせよ、英語能力はやっぱり大事だ。(英語能力セクションをご参照)
- 最新のものに限る(外面を変えたら写真の更新を忘れず)
- 写真をのせるとメールの数が激増するが、それで良いか、自分で考えてみる必要がる